南加道産子会 北海道事務局としての「みらいラボ」
支えてきた歴史、受け継がれてきた文化、そしてこれから
大前提
「みらいラボ」とは?
南加道産子会 北海道事務局「みらいラボ」
1
北海道事務局としての位置づけ
一般社団法人みらいラボは、カリフォルニア州登録NPO「南加道産子会」の北海道事務局です。
2
設立の本質的な目的
南加道産子会を支えるために設立された法人であり、この組織の活動を継続・発展させることが存在意義です。
3
共有すべき理解
この前提を共有した上で、これまでの歴史、直面してきた課題、そして今後の方向性について説明します。
南加道産子会が培ってきた文化
南加道産子会は長年にわたり、先輩方が個人の資金・人脈・時間・労力・リスクを引き受けながら、北海道の若者のために挑戦を続けてきた団体です。
「年寄りは口を出さずに、金を出せ。
 若者は金は出さなくても良いから、身体を動かせ」
故・小山太一 元会長
10000ドルの倉庫のリスクを背負って北海道物産展を行った故・小山 充 元会長
40周年式典の赤字を背負ってくれた、故・雲田 康夫 元顧問

みらいラボ は、諸先輩方からの想いを受け継ぎ、次世代に繋げるための方法に挑戦しています。
2013年
北海道事務局の始まり
小田事務局長の提案があり、2013年より山中の帰国に伴い、個人として札幌で北海道事務局業務を担当することに。北海道側に担当役員がいることの重要性が明確になっていきました。
01
北海道側での参加者対応
プログラム参加を希望する若者との面談や渡航準備のサポート
02
関係者・卒業生との連絡
ネットワークの維持と情報共有、コミュニティの活性化
03
プログラム継続のための調整
日米間の橋渡し役として、スムーズな運営をサポート
2017年
会の活動と志を守り、続けるための法人化
活動の課題
  • 南加道産子会の資金面の課題→HSPおよび周年事業等への資金調達の方法を模索
  • 個人で事務局を担うことの日本国内における社会的信頼への課題
法人化という解決策
2017年、HPS20周年および会の45周年を機に、南加道産子会の資金面の課題を解決するために法人化を決断しました。
多くの支援と協力
南加道産子会の北海道事務局として「一般社団法人HOKKAIDO MIRAI LAB.」を設立
目的はひとつつ: 南加道産子会の活動を支え、続けること
法人化によって実現できたこと
法人化により社会的信頼を得られ、様々な成果を生み出すことができました。また、NPOである南加道産子会の事務局としての公共性を強く意識し、株式会社ではなく一般社団法人としました。
資金の正式な受け皿
北海道事務局として、日本国内で広告協賛や寄付を正式に受け入れられる体制を構築しました。
記念事業の成功
ホームステイ20周年・会45周年では、多くの企業協賛を獲得。記念動画・記念誌・写真集を制作し、札幌で報告会・同窓会を開催しました。
2018–2024年
一時休眠と議論
資金面以外の課題が表面化
大きな周年事業後、徐々に課題が拡大・表面化していったこともあり、代表理事・山中のオレゴン移住を機にみらいラボは一時休眠とすることにしました。
南加道産子会で表面化した課題
慢性的な資金不足
継続的な人材不足と役員への過剰な負担
組織の将来・継続性についての議論がスタート

それまでは「資金さえあればできる」という認識だったものが、人員不足により課題がより深刻化していきました。
2025年
引き継ぐ決断
1
NPOとしての継続方針
吉田えみ氏が代表代行となり、南加道産子会がNPOとして継続する方針を確認
2
北海道事務局の再始動
それに伴い、みらいラボも北海道事務局として再始動することを決定
3
責任と覚悟の明確化
千歳(代表)・山中(役員)が責任と覚悟を持ち、自己資金を投入
4
透明性の重視
会計は完全分離し、透明性を最優先とする運営体制を構築
解決すべき課題
長年の活動を通じて、個人の努力だけでは解決できない構造的な課題はすでに明確です。
01
慢性的な資金不足
活動の規模と継続性を支えるための安定した財源が不足しています。個人の善意だけに頼る構造には限界があります。
02
役員への過剰な負担
限られた役員に責任・業務・リスクが集中し、持続可能な運営体制とは言えない状況が続いています。
03
継続的な人材不足
次世代を担う人材の発掘と育成が進まず、組織の継続性に大きな不安を抱えています。

すでに何年も議論してきましたが、これらは構造の問題です。文化を守りながら、仕組みを変える必要があります。
文化を守り、続けるためのファンドレイジング
これまでの取り組みの継続
交流イベントや寄付活動は、無理のない範囲で今後も継続していきます。これらは文化を伝える大切な機会です。
新たな挑戦の必要性
しかしホームステイ継続には、別の安定した財源が必要です。
日本国内の助成金申請
みらいラボがあることで、日本の各種助成金に申請できる道が開けます
国内でのファンドレイジング
日本国内での寄付活動や支援者拡大に組織的に取り組めます
南加道産子会の文化を次世代に引き継ぐため、持続可能な財源確保に挑戦します。
透明性と持続性へのコミットメント
みらいラボは主役ではなく、指揮をとる組織でもなく、下支えし、続けるための土台となる組織です。
今後も、南加道産子会の北海道事務局としての役割を担い続けます
  • 会計・資金の流れは完全に透明化
  • 独立採算制を基本とし、責任の所在を明確にします
  • 南加道産子会の資金や運営に不透明さや過度な負担を生まない仕組みを大切にします
今後に向けて(事業開発とファンドレイジング)
  • 透明性と独立採算制を保つための事業開発およびファンドレイジングを、日本側で行っていきます。
  • まずは、喫緊の課題である「資金調達」と「人材不足」の改善を目的に、
  • 本年度の招待高校生に加え、正式な招待ではありませんがモニターとして参加する高校生1名(知人)を含む、計2名の引率・サポートを行います。
    *モニター参加の高校生については、2027年以降の有償枠実施に向けた調査を目的とした試験運用として、自費での参加となります。
  • 次年度以降の正式な有償枠によるホームステイ事業開始に向けた準備を進めます
これは、南加道産子会の活動を将来にわたって支え続けるための、現実的で段階的な取り組みです。みなさまのご理解とご協力を、心よりお願い申し上げます。
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